2025年に読んだ本を眺める

2025/12/28

2025 books

2025年の振り返りの手始めとして、読んだ本を振り返る。

2025年に読んだ本リスト

引き続き、リーダーシップ・マネジメント本が多かった。 こうやって振り返るとちょっと偏りすぎてて、もう少し多様性のあるインプットをするべきでは?と感じてしまう。 特に心に残っ本や、内容を抜粋する。

心に残った本その1: エンジニアリング統括責任者の手引き 組織を成功に導く技術リーダーシップ

とにかく刺さる箇所が多かったのだが、「リーダーシップの開発」というセクションのの下は、自分のスキル向上にとても繋がったと感じる。

あまり頻繁に使わないリーダーシップスタイルにもっと慣れるために、次のステップを取ることをお勧めする。 
1.大体1か月に1回、1時間ほど時間を取って、解決しなければならない今後の問題をリストアップする。
2.そのリストの中から、あまり頻繁に使わない、または苦手なスタイルで解決できそうな問題を特定する。 
3,そのリーダーシップスタイルを使ってシナリオを解決する思考実験を行う。 
4.過去にそのスタイルを効果的に使っているのを見たことのある人(社内でも社外でも構わない)と、その思考実験を見直す。
5.次に、自分が得意なスタイルを使って同じシナリオにどう対処するかを考えてみる。何がうまくいって、何がうまくいかないだろうか。
6.代替案がそれほど悪くなく、リスクが特別に高くないのであれば、不慣れな方のスタイルを使ってシナリオを解決してみる。 

改善のプロセスは、単純明快だ。本当にこれだけで良い。難しいのは、時間を取ってそれを実行し、最後までやり遂げることにある。もしそこで行き詰まるようなら、リーダーシップスタイルのレパートリーを広げようとしている他の人を見つけて、お互いに練習の責任を持たせ合うと良いだろう。

心に残った本その2: ドラッカー-ドラッカー名著集1 経営者の条件

タイトルに「経営者」と明記されていたので、全く自分では手に取る気にならなかったと思うが、「全マネージャーは必見」とお勧めされており手に取ったら大満足な一冊だった。 特に次の「外の世界に対する貢献に焦点を合わせること」というのがよかった。自分の役割ではなく、それを担ってどんな「貢献」をするのかを考え抜くことが大事だと再確認した。

成果をあげるために身につけておくべき習慣的な能力は五つある。 
(1)何に自分の時間がとられているかを知ることである。残されたわずかな時間を体系的に管理することである。 
(2)外の世界に対する貢献に焦点を合わせることである。仕事ではなく成果に精力を向けることである。「期待されている成果は何か」からスタートすることである。 
(3)強みを基盤にすることである。自らの強み、上司、同僚、部下の強みの上に築くことである。それぞれの状況下における強みを中心に据えなければならない。弱みを基盤にしてはならない。すなわちできないことからスタートしてはならない。 
(4)優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中することである。優先順位を決めそれを守るよう自らを強制することである。最初に行うべきことを行うことである。二番手に回したことはまったく行ってはならない。さもなければ何事もなすことはできない。 
(5)成果をあげるよう意思決定を行うことである。決定とは、つまるところ手順の問題である。そして、成果をあげる決定は、合意ではなく異なる見解に基づいて行わなければならない。もちろん数多くの決定を手早く行うことは間違いである。必要なものは、ごくわずかの基本的な意思決定である。あれこれの戦術ではなく一つの正しい戦略である。 これらが成果をあげるための条件である。そして本書の内容である。

📊 1. リーダーシップ・経営マネジメント

  • エンジニアリング統括責任者の手引き 組織を成功に導く技術リーダーシップ
  • ドラッカー-ドラッカー名著集1 経営者の条件
  • マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識
  • 心理学的経営 個をあるがままに生かす
  • リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ
  • 対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術
  • 国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック
  • 図解 人的資本経営 50の問いに答えるだけで「理想の組織」が実現できる
  • WHO NOT HOW (フーノットハウ) 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」
  • 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法
  • スタートアップのバックオフィス必携ガイド
  • フローチャートでわかる経理・財務現場の教科書

💻 2. アジャイル・エンジニアリングマネジメント

  • アジャイルリーダーシップ 変化に適応するアジャイルな組織をつくる
  • エレガントパズル エンジニアのマネジメントという難問にあなたはどう立ち向かうのか
  • エンジニアリングマネージャーお悩み相談室
  • エンジニアリングが好きな私たちのための エンジニアリングマネジャー入門
  • プロフェッショナルアジャイルリーダー 組織変革を目指すトップとチームの成長ストーリー
  • スプリントゴールで価値を駆動しよう 価値探索に焦点を合わせたスクラムの実践
  • チームの力で組織を動かす 〜ソフトウェア開発を加速するチーム指向の組織設計
  • ユーザーの問題解決とプロダクトの成功を導く エンジニアのためのドキュメントライティング
  • 技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック

🤝 3. チームビルディング・対話・ファシリテーション

  • ファシリテーションの教科書―組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ
  • 決定版コーチング
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣
  • チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方
  • 問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション
  • 「良い質問」を40年磨き続けた対話のプロがたどり着いた 「なぜ」と聞かない質問術
  • 「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法
  • amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法
  • 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか
  • ユーモアは最強の武器である―スタンフォード大学ビジネススクール人気講義
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
  • 関係性を生きる RELATIONSHIP MATTERS 人間関係を飛躍的に進化させる新しいパラダイム

余談:読んだ本リストの列挙や、グルーピング

筆者は、ブクログなどのツールを用いて読書した本を記録しようと何度か試みたが、なかなか定着していない。 そこで、振り返りの方法としては、obsidian-kindle-plugin をフル活用した。 Kindleでハイライトすると、obsidian(実態はmarkdownファイルリスト)に同期してくれるツールで、ここでハイライトした日付が含まれているのでこれを列挙した。 その一覧をもとにClaude Code(ここはこだわりがあるわけではない)にグルーピングしてもらうと振り返りがはかどると思う。


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